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2012年09月17日

◆水菜小松菜収穫とジャガイモ植え付け 農業体験ツアー その3

先週に引き続き3回目の農業農村体験、今回は久留米市太郎原の野村農園で水菜、小松菜収穫と秋ジャガイモの植え付け体験です。
野村さんは、久留米市の認定農業者でもあり、水菜、小松菜、レタス、スイートコーン、ヤーコンなどを栽培、スイートコーンの収穫体験は大変な人気で1500名もの参加があり、ヤーコンはお茶として加工、商品化までしています。



今日は野村さんの指導で、最初に水菜と小松菜の収穫体験です。ハウスの中で青々と育った小松菜、柔らかく瑞々しい水菜を根から抜き取って収穫します。ハウスの中は思いがけず涼しく土のにおいがしています。それぞれ取った葉物は袋に入れて持ち帰りです。



次は場所を移動して秋ジャガイモの植え付け体験です。



今日植えるのは「インカの目覚め」という名前の小振りのジャガイモで、東北地方など寒冷で比較的標高の高い土地で栽培されているものです。9月に植えて11月の霜前に霜よけをして12月には収穫できます。春ジャガは切って植えますが、秋ジャガは切らずに丸ごと一個を植え付けます。



1畝を10人ずつ、全部で6畝を植えて行きます。珍しい畝作りの農機具、「2丁どこ」という、昭和の初期から使われているもので2つの溝を同時におこして行きます。体験した子供は全身で引きましたが、なかなか動きません。



できた溝に木片で30cmの間隔を計り、芽を上向きにして置いて行きます。



肥料を撒いた上にわらをかけ、最後に野村さんがトラクターで土をかけます。5歳の子供から、なぜわらを置くのという質問も出ました。
畑は暑かったですが、畝たてから植え付けまで50人で動けばどんどんはかどります。



午前中の作業を終わり、昼食会場の道の駅くるめへ移動です。
道の駅くるめは、日曜日の昼時でもあり駐車場が入りきれないほどにぎわっています。
研修室で地元食材を美味しく食べる食育レストラン「ほとめき庵」の食育弁当をいただきます。



食育弁当の中身は根菜のがめ煮、おからのコロッケ、久留米産ゴーヤの佃煮、村田ふ化場グルメ卵の卵焼き、久留米産オクラのとろろ梅肉乗せ、久留米産なすの田楽、玄米ごはん、季節野菜たっぷりのみそ汁です。身体を動かした後の食事は格別で、子供達もみそ汁のお代わりをしました。
その後、道の駅の宮原駅長に、道の駅くるめの取り組みを話してもらいました。



地産地消を勧めている、安心安全な野菜を目指して残留農薬のチェックもきちんとしていること、レストランでは残飯、食材の切れ端などで肥料を作り、野菜作りに使用する循環型の環境対策をとっている事などを興味深く聞きました。

食事の後は道の駅での買い物です。テイクアウトコーナーには地元の食材を使ったスローフード会員のお店もあります。
野村さんのお店「ゆたぁ〜とカフェ・マイマイ」のジャージー牛のソフトクリームを食べたり同じく会員の執行さんのお店ミセスパスティでミートパイをお土産に買ったりとそれぞれ筑後の美味しいものを持ち帰りました。

実りの秋にはまたゆっくりと筑後平野へおいで下さい。
  


Posted by りじ at 14:07Comments(0)農業体験講座