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2014年08月12日

◆久留米の菌ちゃん先生

先日の日曜に、スローフード協会筑後平野の会員の白仁田さんのお店「おなか元気野菜まんまる」さんにて『第1回菌ちゃん野菜応援団全国交流会inふくおか2014』
が開催されました



白仁田さんは平成19年から久留米市の食育の活動で、市内の保育園や小学校で菌ちゃん野菜の活動をされています

菌ちゃん野菜とは生ゴミを土に返し菌を増やすことで元気に育つ野菜のこと
農薬や化成肥料なんかの化学的なものをいれこまない、命の循環で育つ野菜です
菌や土にふれることで子どもたちの食育や環境教育に役だち全国的な広がりをみせています

その活動を知るため会に潜入



ちょうど10月に朝倉にオープンするアグリガーデンスクールの校長の話が行われていといました

廃校になった朝倉農業高校を利用した、脱サラして農業を目指すかた向けの学校で元気野菜以外にも雑草学や在来作物、流通など様々な取組があるようでいきなり興味がある話に出くわしました

続いて『赤坂元気プロジェクト』の話

菌ちゃん野菜を広める『大地といのちの会』
その会員である福岡の赤坂公民館の主事さんが、赤坂小学校と行っている食の取り組みです

小学4年生の子どもたちに食と体つくりの話をし
大地といのちの会が提唱する項目(旬の野菜を食べる、30回噛む、出汁をちゃんとしたものを使う、イリコを食べるなど)を4週間おこないデータを残すという取り組み

5年目になるそうで、毎年ということで子どもの低体温と便通が改善され、寝起きが悪い・疲れやすい・集中力がない・イライラする・怒りやすいなどが改善され好評を得ているというプロジェクト

食べ方、ミネラル、心の在り方について考えさせられる話でした(^-^)

そして元気野菜の研究の話



元気野菜(菌ちゃん野菜)も徐々に科学的な研究が行われているそうで
福岡教育大学の平尾健二先生と、九州大学の持続的可能な社会のための決断科学センターの比良松道一先生による検証結
果が発表されました

菌ちゃんの働く野菜は日持ちもよく、味も香りも栄養価も高まるようです

事例発表の後は分科会


白仁田さんと取り組まれている小学校・保育園での菌ちゃん野菜食育活動について話を聞いてきました


元々は給食の現場で出る大量のたべのこしをなくそう
残さないでほしいという想いから市の職員さん含め始まった、生ゴミを生かす菌ちゃん野菜活動

継続していくことで、食べ物の大事さが伝わり今では町で出会うと「菌ちゃん先生」と呼ばれるそうです

菌の力でムダもなく栄養たっぷり
菌ちゃん先生すごいですね

親睦会後の一枚


美女に囲まれいい笑顔でした(^-^)


  


Posted by りじ at 05:37Comments(0)会員紹介