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2012年08月02日

◆杏里ファームでジェラート作り ~農業体験ツアーその1~

夏の日差しが眩しい7月最終日に農業農村体験ツアーの受け入れが始まりました。

場所は柳川市西浜武にある杏里ファームです。
椛島一晴さん夫妻が経営される筑後では珍しいマンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップル、バナナほかトロピカルフルーツの農園です。



今日は福岡から来た親子など50人の皆さんがハウス見学と除草、マンゴージェラート作りに挑戦します。
朝、杏里ファームに着くと暑さ対策にと前日、遮光テントを張ってもらい準備が整っていました。



まず始めに皆で園主の椛島さんに杏里ファームの生い立ちや取り組みなどのお話を聞き
それから3班に分かれて、アップルマンゴーの栽培見学、ハウス内の除草、ジェラート作りなどを行います。



ここのマンゴーは鉢植え栽培をしているのが特徴で、鉢植えのメリットは味に濃くが出る、栽培しやすいなど、ハウス内には400本近いマンゴーの木があります。
一つ一つの実にネットがかけられていて、熟したマンゴーは自然にネットの中に落下します。それが完熟の証拠です。
椛島さんたちは初め沖縄のマンゴー栽培の専門家に尋ねながら、試行錯誤でチャレンジしてきたとのこと。



木のオーナーも募っていて、オーナーになった方たちは目印の木彫りのネームプレートなどを置いて収穫を楽しみにしているようです。
ハウス内は35度くらいの暑さでしたが、皆さん初めてマンゴーを真近に見て何年目の木か、収穫時期はいつかなど様々な質問が出ました。



アップルマンゴーのほかにも九州では珍しいレッドキーツという大型のマンゴーやバナナ、パイナップルなどが実をつけていました。
マンゴーは7月~8月にかけてが収穫時期で、今がまさにその時。敷地内の直売所には朝からマンゴーを買いに来るお客さん達が出入りしています。



そのあとは、いよいよ穫れたてのマンゴーを贅沢に使ってマンゴーのジェラート作りです。



マンゴーの皮むき、切り方も教わって子ども達も切ってみます。砂糖他の材料を混ぜてジェラート製造機に流し込み出来上がりを待ちました。



昼食で椛島さんの自家製米のおにぎりと有明海苔、地元夏野菜の味噌汁を食べた頃にはジェラートが程よく冷え、早速試食。
甘く濃くがありなめらかなマンゴージェラート。
作り立てを食べれるチャンスはそうそうありません。皆さん、その美味しさには満足だったと思います。


*あまりに気温が高くて、冷えるのに時間がかかりましたが、オリンピック聖火のように形良く決まりました。


暑い中、無事に終わった農業体験。
筑後地域の農業や農産物に親しみ、それを作っている方たちの取り組みや思いを知ってもらうことができれば。

大勢を受け入れていただいた椛島さん夫妻にお礼を述べて、杏里ファームを後にしました。
  


Posted by りじ at 23:45Comments(0)農業体験講座