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2012年06月06日

◆野菜の力 −末次自然農園−

農業農村体験ツアーの打ち合わせに城島町青木島の末次自然農園へ行きました。



アスパラガス栽培ハウスと田んぼを見た後で農業体験農園へ移動。
今年3月にスタートし3ヶ月目を迎えたひと区画30㎡で35区画の広さの農園です。
トマト、茄子、キュウリ、ズッキーニ、スイートコーンなどの夏野菜を始めジャガイモ、人参、時無大根、カボチャやバジリコなどハーブ類までたくさんの野菜が青々と育っています。


 黄色ズッキーニ

年間40種類を作付けし、何を植えるかいつ植えるかは末次さんが決めています。見ていると麦の中にカボチャがあったり、大根やキャベツとレタスが混ざっていたりと少し変わった植え方です。

尋ねてみると、レタスはモンシロチョウがいやがるので、モンシロチョウが卵を産みやすいキャベツ、白菜、大根と一緒に植えておくのだそうです。レタスが持つ虫除け効果をうまく使っています。

これは「コンパニオンプランツ」と言って、植物同士の共生を目指した作り方で、作物同士が互いに良い影響を与えるやり方です。
野菜同士もそうですが、畑の周りを囲む様に月桂樹とオリーブを植え始めていて、この二つの組み合わせは強力な作用があるのでコンパニオンプランツとして畑全体を守る役割をします。


 麦に囲まれたカボチャ

農薬に頼らず植物に備わっている力を活用した野菜作りを目指しています。
土と遊ぶ楽しさ、自分で野菜を収穫し食べる楽しさを体験できる自然農園です。

熱心な人は週3回は来て手入れをしています。
時々はアスパラや間引き菜の試食会もして交流を図り、7月は作業後にそうめん流しをする予定。

農園で生まれるコミュニティ。
それが作物と一緒に大きく育っていけばと願っている末次さんでした。

  


Posted by りじ at 00:00Comments(0)会員紹介