2013年02月08日

◆スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」

入った瞬間甘い香りが漂ってくる会場では、執行則子さんの「ちょっとためになる香りの話」が始まりました。
執行さんは、造園業のお家に嫁ぎ、子供の頃から好きだった花をやりたいと20代で花の展開を始め、関連するアロマテラピーの勉強も始めました。久留米石橋文化センターで春と秋に開催されるバラフェアのコーディネーターを努め4、5年前からは香水のブレンダー講座も開いています。

スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」

私達の周りには香りのある植物がたくさん有ってシソ科の植物の紫蘇やバジルは殺菌作用を持っています。香りの良いゼラニウムは防臭効果があるので、昔からヨーロッパでは窓辺にゼラニウムの鉢植えを置く習慣があり、イタリア辺りでは今でもよく見かけます。ティーツリーは殺菌作用が有り、水に薄めて拭き掃除をしたり、風邪防止にウォッカに入れて飲んだりうがい薬にしたりと薬の用に使われています。
八角もインフルエンザに効くと言われていて、他に山椒、月桂樹、クローブ、シナモン、生姜、陳皮(干したみかんの皮)を日本酒に漬けると、お正月に欠かせない屠蘇になります。漢方に基づく健康増進作用の天然の薬の様に使えます。

スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」

最近は香りの研究が進み.牛舎の消臭法として香りを利用する研究が行われています。
これは牛糞をチョコレートの匂いに変化させるという試みで、牛糞に含まれているインドールと言う香り成分を利用するのです。
このインドールは香しい白い花に微量含まれる成分で、クチナシ、ジャスミン、イランイランなど強く香る花には必ず入っている匂いです。良い香りと紙一重のような性質をうまく利用して、他の香料と混ぜていい香りに変えてしまうという画期的な試みです。

スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」

執行さん手作りのリンゴのパイと暖かい紅茶で一息いれて、後半は紅茶のお話に移ります。
紅茶を淹れる時、イギリスではよくポットの為にもう一杯といって茶葉を淹れますが、これは水が硬水だからというヨーロッパの事情で、日本は軟水が多く茶葉がよく広がるので、増やす必要は無いそうです。
沸かしたての熱いお湯を勢い良く注ぎ、ポットの中で茶葉が踊る様に3〜5分程蒸らせば、香り高い紅茶の出来上がり。

スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」

津福今町にある造園、ガーデニング設計施工をおこなう執行茂寿園、インザガーデンには、美肌やリフレッシュ、体調を整える効果のオリジナルブレンド紅茶が楽しめるカフェがあり、イギリスで買い付けて来たアンティークの家具や雑貨などとともにオリジナル紅茶も売っています。
参加した皆さん。素敵な香りに包まれて、くつろぎのひと時を過ごすことができました。

スローフード講座Vol.10「ちょっとためになる香りの話」



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Posted by りじ at 01:11│Comments(0)SF講座
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