2012年04月20日
◆六ッ門大学スローフード講座4月開講
24年度六ッ門大学スローフード講座が本日20日始まりました。
4月のトップバッター講師は寺崎博史さん。テーマは食品添加物について
始めに食品添加物の種類と食品への使われ方を説明。
食品衛生法で規定された範囲内で使用されていること。現代社会の流通や小売のシステム、消費動向を考えればすべて排除、添加物ゼロというのは現実的には難しい。
過剰に心配することのない様、よく知ったうえで選択する消費者としての賢い視点を持つことが大事では
但し、そうは言っても気になるデータもある。
英国での実験データでは、一部の食品添加物が子どもの多動的な行動に影響があると発表されている。
また、以前に比べて増えてきたアトピー、喘息などの症状は免疫力とも関係が深く、腸内にいる細菌、善玉菌が免疫力を上げる物質を作っているが、それらがうまく活動しないと真菌の一種カンジタというカビ菌が威力を増しアトピー等の発症の原因となっているなどの専門的な話を受講者の皆さん熱心に耳を傾けました。
後半は寺崎さんも実践しているFFCテクノロジーのお話。耳慣れない名前ですが、実は太古からある鉄、2量体鉄塩という物質で製法特許を取っているもの。
マヨネーズ、春菊、青ジソ、ツナ缶などの食品にFFC液体をスプレーして試食しました。
使用後の味があまりに違うので、途中からみな真剣になりました。いやいや味がまろやかで本来の旨みが強まっているのでは。
女性陣、味覚に関してはみな自信持ってますからね、寺崎さん質問攻めです。
一部の大学でも実験データを取っていて、FFCにより腸内善玉菌が活性化するとの実証もでているとのこと。
食品添加物、現代社会では避けては通れないもの。ならばよりよく健康維持できる方法を
それぞれが考えてみてはという提案で1時間半の講義は終了。質問はまだまだ続いています・・・